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学術研究を社会に伝わる価値へ。
土壌科学事業のマーケティング支援

学術研究を社会に伝わる価値へ。土壌科学事業のマーケティング支援

client:株式会社DGCテクノロジー
category:課題発見・サポート, ブランディング, WEBサイト / キャンペーンページ, アクセス解析 / 競合分析
service:WEBサイト

土壌中の微生物多様性を解析し、土の豊かさを科学的に可視化する。株式会社DGCテクノロジーは、学術的エビデンスに基づく独自の評価技術を持つ企業です。しかし、その高度な専門性は、十分に“伝わっている”とは言えない状態でした。高度な学術技術を、導入企業・自治体・生産者に伝わる言葉へ翻訳すること。それが本プロジェクトの出発点でした。

徹底したヒアリングを通じて、研究背景や思想、事業としての可能性を整理。専門用語を単純化するのではなく、本質を損なわずに意味を再構築していきました。
まず行ったのは、研究の内容を理解することでした。土の中には、目に見えない微生物が何兆個も存在しています。そこで、DGCテクノロジーが着目したのは、微生物の“多様性”という視点でした。

微生物の多様性こそが、
土の豊かさを測る指標になるという考え方です

しかし、この発見は専門的で、
そのままでは農家や地域社会の課題と結びつきません。
そこで私たちは、研究の価値を生活者の視点からも確かめていきました。実際にその土壌で育てられた野菜を日常的に食しながら、
科学的な分析がどのような価値につながるのかを検証。

その上で、科学的なデータを「地域農業の未来」や「環境配慮型経営」といった社会的な文脈へと接続していきました。

Webサイトの構造設計からコピーライティング、導線設計までを刷新。特に、入り口となる見出しやコピーの設計に力を入れ、
専門的な研究を生活者にも理解できる言葉へ翻訳しました。
そのうえで、ターゲットごとに必要な情報へ自然にたどり着ける構造へ再設計し、農家・自治体・企業など、それぞれの関心に応じた導線を整えました。

サイト公開後は問い合わせが増加。

もともと備わっていた事業のポテンシャルを、伝わる形に整えることで、マーケティング成果へとつなげました。

DGCテクノロジー公式ページ▼

高度な研究は、正しいだけでは広がりません。
社会の言葉で語られてはじめて、価値は広がっていきます。

【Human Oriented Marketingの視点】

このプロジェクトでは、
研究の価値が社会に届くためのコミュニケーション設計を行いました。
研究者の視点と、農家や地域社会が知りたいこと。
その間にある理解の距離に、
言葉とストーリーの“はしご”をかける。

「微生物に聞いてみよう」というコピーも、
研究の世界と生活の実感をつなぐ
コミュニケーションの入り口として設計されたものです。

価値ある技術は、
伝え方によってはじめて社会と接続します。

Human Oriented Marketingとは、
専門性やプロダクトの価値を人の感覚に届く形へ翻訳すること。
研究と社会のあいだに、理解のはしごをかける。
Human Oriented Marketingで大切にしている視点です。

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