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一人ひとりに誠実に向き合う。Redcherryで見つけた「人間味」
2023年春からRedcherryに参画し、企業のInstagramやXなどのSNS運用に携わってきた田中さん。投稿の企画・制作からスタートし、現在はクライアントとのコミュニケーションや企画調整など、仕事の幅を広げています。
SNSを通じて企業と生活者をつなぐ仕事の中で、田中さんが大切にしているのは、画面の向こうにいる一人ひとりに誠実に向き合うこと。商品の魅力を伝えるだけでなく、そこで働く人や、コンテンツを受け取る人の気持ちにも目を向けています。
Redcherryに長く関わってきた田中さんに、仕事を通して感じた自身の変化や、印象に残っているプロジェクト、そしてチームの魅力について聞きました。日々の仕事の中で、Redcherryが掲げるHuman Oriented Marketingはどのように息づいているのでしょうか。
変化を楽しみながら、仕事の幅を広げていく
──現在、Redcherryではどのようなお仕事を担当されていますか? また、これまでどのようなお仕事に関わってきましたか?
主に、InstagramやXをはじめとする、企業様のSNS運用サポートを担当しています。Redcherryのメンバーとして初めてお仕事をさせていただいたのは、2023年の春。産休・育休の期間を挟みながら、気づけば今年で4年目を迎えます。
最初の頃は、投稿の企画、文章やデザインの作成、コメントへのご返信など、アカウントの「中の人」として制作に携わるお仕事が中心でした。
そこから仕事の幅がグッと広がったのは、今年の夏頃。代表の塩谷さんから「クライアントと直接関わる仕事をしてみると、見える景色が変わると思いますよ」と声をかけていただいたことがきっかけでした。
現在は制作だけでなく、メールでのやり取りや、日程・企画の調整なども担当するように。少しずつではありますが、企業様との「窓口」としてのお仕事にも挑戦しています。
──Redcherryに長く関わる中で、ご自身の仕事への向き合い方や考え方で、変わったと感じることはありますか?
これはもう本当にいろいろあるのですが……一番は、「変化を楽しめるようになったこと」でしょうか。
ひとつの企業様と長くお付き合いさせていただくことが多いのも、Redcherryの魅力のひとつ。私自身も、同じ企業様の複数のアカウント運用に、この4年間携わらせていただいています。
大きな企業様であれば、社内の体制が毎年のように変わるのは自然なこと。それに合わせて、SNS運用の方針がガラリと変わることもあります。
以前は「今までのやり方が変わってしまうのか……」と、少し残念に感じることもありました。でも、長く関わるうちに、「変わっていくことこそが、きっとベストなんだ」と思えるようになったんです。
そう思えたのは、代表の塩谷さんの存在も大きいかもしれません。とにかく明るく前向きな方なので、方針が変わるたびに、新しい企画にチャレンジできたり、新たな発信の可能性が見えてきたり。
こうした経験を重ねるうちに、最近では「運用方法が変わります」と連絡をいただくたびに、「よっしゃ! 楽しみだ〜!」と思うほどに。そんな自分の変化に、自分でも驚いています。
画面の向こうの「人」を想像する。SNSの仕事で大切にしていること
──お客様の仕事に向き合う時に、田中さんご自身が大切にしていることはありますか?
目の前の一人ひとりに、心を込めて誠実に向き合うことです。
SNSは、顔が見えないメディアです。でも、コンテンツを見てくださる方も、コメントをくださる方も、みんな生身の人間。だからこそ、画面の向こうにはいつも「人がいる」ということを大切にしながら、日々の仕事に向き合っています。
たとえば、SNSのコメントで「〇〇に困っているのですが、この動画で紹介されているもの以外に、いいものはありますか?」といったご相談をいただくことがあります。
今はAIや検索機能が発達しているから、調べればすぐに答えに辿り着けるはず。でも、コメントをくださるのは、私たちのコンテンツを見て心が動いてくれた方々です。
だからこそ、「このサイトで〇〇と検索してくださいね」といった簡単なお返事は、なるべくしたくないなと思っていて。少し時間がかかっても、感謝の気持ちを添えて、品番や商品名までできるだけ丁寧にお返事するようにしています。
そのために大切なのは、分かったつもりにならないこと。お返事に迷ったコメントはいくつかリストアップして、企業様に「こんなコメントが届いているのですが……」とご相談させていただくこともあります。
この気持ちは、クライアントや一緒に働くメンバーの皆さんに対しても同じです。Redcherryは基本的にリモートワーク。顔が見えないからこそ、より誠実に、丁寧に。そして、感謝の気持ちを忘れずに向き合っていきたいなと思っています。
──Redcherryでは人間味マーケティング(Human Oriented Marketing)を大切にしていますが、田中さんはRedcherryの仕事の中で、どんなときに「人間味」を感じますか?
誰かや何かを、好きになってしまった瞬間。どうしようもなく惚れ込んでしまった瞬間ですね。
「Good People」を掲げているRedcherryですが、企業様も、一緒に働くチームのメンバーも、本当に素敵な方ばかり。文字通り「いい人ばかりだ……」と日々感動の連続です。
今担当させていただいているアカウントでは、企業の社員様に実際に動画へ出演いただき、商品の魅力を熱く語っていただいています。その語り口や表情から、「本当にこの商品を愛して、大切にされているんだな」という思いが伝わってきて、見ているこちらまであたたかい気持ちになります。
撮影に同行させていただくこともあるのですが、回を重ねるごとに社員様のファンになってしまいそうな勢いです。心の中で「素敵です!」「今の表情、最高です!」と惚れ惚れしていて、思わず声に出てしまうことも(笑)。
クリエイター職は、AIに仕事を奪われやすいという声もあります。でも、「好き」「気になる」という気持ちは、人間にしか持てないもの。AIは情報を整理して、わかりやすく伝えてくれますが、好きになってはくれないですよね。
クライアントの商品やサービスを、心から「最高だ!」と思えること。そこで働く人の魅力を「もっと知りたい」「もっと引き出したい」と思えること。そして、「もっと多くの人に知ってほしい!」と願えること。その気持ちこそが、私にとっての「人間味」なのだと思います。
──お客様やその先にいる生活者の気持ちを考えることがRedcherryでは多いと思うのですが、印象に残っているプロジェクトはありますか?
この商品を知ったきっかけは、とある企業様の展示会でした。さまざまな商品を見せていただく中で、担当者の方がこうおっしゃったんです。「このインナーは、シンプルすぎて写真映えしないから、SNSでは売れないと思うんです」。
その言葉が、どうしても心に引っかかっていて。後日、自分で購入して着てみると、驚くほど着心地が良かったんです。シンプルなデザインだからこそ、どんなファッションにも合わせやすい。袖丈や襟ぐり、素材にも、細やかなこだわりが詰まっていました。
さらに、Instagramのストーリーズでアンケートをとってみると、静電気のパチパチや、冬のヒートインナーに悩んでいる方が多いこともわかりました。企業様にとっては「当たり前」のことが、ユーザーにとっては「ありがたいこと」になる。このインナーなら、そんなお悩みにもきっと寄り添えるはず。そう感じた瞬間でした。
展示会から数か月後、この商品の動画を撮影することに。チーム全員で「SNSでも、きっと届く」と意気込んで臨みました。配信後、たくさんの方に手に取っていただけたと知った時は、本当に嬉しかったです。
私たちにとってのお客様は、クライアントだけではありません。その先にいる、クライアントのお客様でもあります。これからも「お客様のお客様」を想像できる、ユーザー目線を大切にしていきたいです。
一人ひとりの違いが、チームの「人間味」になる
──長くRedcherryで仕事をする中で、メンバーに共通していると感じる仕事への姿勢や、人との向き合い方について教えてください。
先ほども少しお話ししましたが、本当に、皆さん「Good People」だなあと思います。経歴も、住んでいる場所も、担当している仕事もさまざま。普段はSlackというビジネスチャットでコミュニケーションをとっていますが、オンラインのミーティングでも、テキストのやり取りでも、「ありがとうございます!」「〇〇なところが素敵だと思いました」といった一言が自然に添えられていて。そのたびに、「温かいなあ」「伝え方が素敵だな」と、私自身、日々学ばせていただいています。
個人的にありがたいと感じているのは、100%の確信がなくても、発言していいと思えること。「こんなことを言ったらダメかな……?」ではなく、「ひょっとしたらズレているかもしれないんですけど、こんなふうに感じました!」と言える空気があるんです。
明るく前向きでありながら、丁寧な仕事ができるのは、チーム全員に一人ではなくみんなでいいものを作っているという姿勢があるからなのかもしれません。
──Redcherryのメンバーと一緒に仕事をする中で、「このチームらしいな」「人間味があるな」と感じた出来事があれば教えてください。
具体的なエピソードではないのですが、一人ひとりに個性や魅力があるチームだと感じています。たとえば代表の塩谷さんは、笑顔が爽やかでとても物腰の柔らかい方です。でも、それだけではありません。持ち前のプレゼンテーション力とスピード感で、さまざまなプロジェクトを動かしていく姿には、いつも「すごいなあ」と感じています。
私自身はというと、物事への興味や「好き」という気持ちは人一倍強い一方で、人の繊細な気持ちや感情の機微を読み取るのは、決して得意とは言えません。
でもRedcherryには、ユーザーの繊細な気持ちや世の中の動きをキャッチして、ユーモアあふれるコンテンツとして届けられる方がいます。先方に提出する資料を、まるで愛のこもったラブレターのようにまとめられる方もいます。月並みな言い方かもしれませんが、それぞれがまったく違う人間味を持っているからこそ、お互いに補い合える。私自身、そんなメンバーに助けられることばかりです。その違いこそが、このチームらしさであり、Redcherryの人間味なのかなと思います。
──長くRedcherryを見てきた田中さんにとって、RedcherryのHuman Oriented Marketingとは、どのようなものだと思いますか?
一言でいうなら、「誰かを傷つけることなく、人と人とをつなぐマーケティング」でしょうか。
企業様、そこで働く社員の皆さん、そして画面の向こうにいるユーザーの方々。SNSの仕事は、たくさんの「人」の間に立つ仕事です。数字やデータも、紐解けば人の感情が見えてくるものだと思っています。
企業様とのやり取りも、チームでのコミュニケーションも、日々のSNS運用も。その一つひとつの先に、どんな人がいて、どんな気持ちでいるのかを想像することを、何より大切にしている気がします。
誹謗中傷や、SNSならではの過激さとは対極にある、ほっこりとあたたかくて、朗らかな人間らしさ。それが、私にとってのHuman Oriented Marketingです。